台湾・台中のゲイバー事情
台中のゲイナイトは、台北ほど店舗数は多くないけれどローカル感の濃さと居心地の良さが魅力。
外観はふつうのバー/ラウンジに見える店が多く、旅行者でも入りやすい雰囲気です。
一方で気になるのが「どこまで盛り上がれる?どんなノリ?」という点。
台中はKTV(カラオケ)併設の大型ゲイバーからダンス主体のゲイクラブ、GMPD系フレンドリーなゲイバーまで幅広く、店と夜のテーマ次第で体験がガラッと変わります。
つまり、「しっぽり会話」「歌って乾杯」「ガッツリ踊る」——どれに軸足を置くかを決めて選ぶのが満足度アップのコツ。
本記事では、2025年版として台中の定番&話題の5軒を厳選し、雰囲気・客層・使い勝手を日本からの旅行者視点で解説。
KTVでワイワイしたい人も、DJイベントで踊り倒したい人も、きっと今夜の一軒が見つかります!
台湾・台中のゲイバー&ゲイクラブ一覧表
| 店名 | 雰囲気・強み |
|---|---|
| 【ゲイクラブ】Castle 城堡・キャッスル | 台中の看板的存在。KTV+DJ+ドラァグ/GoGoの総合型。初台中でも外しにくい |
| 【ゲイクラブ】GYM Club 濺聲房・ジムクラブ | ダンス主体。ドラァグ/GOGO/割引企画あり |
| 【ゲイバー】SAO House(原壹樓) | 旧1st Floor Bar。旅行者にも優しい王道ゲイバー |
| 【ゲイバー】吉野山(マウント・ヨシノ) | 駅近×J-POP×歌える。カラオケ好きに最適 |
| 【ゲイバー】bearpapa・熊趴趴 | GMPD系&フェティッシュ寄りイベント(暗室解放デー等)も |
【ゲイクラブ】Castle 城堡・キャッスル
台中の夜遊びを語るならまずCastle。
もともと「PLAZA」名義で知られた大型ゲイバー/ゲイクラブで、KTV(カラオケ)ステージ、DJ、ダンスフロア、ドラァグショー、GoGoダンサーまで全部入りの総合型です。
旅行者でも入りやすく、まず一軒目に据えると台中の雰囲気が一気に掴めるのが強み。
SNSやガイドではTaichung’s main gay bar & nightclubと紹介される代表格。
深夜帯まで営業で、週末はダンスフロアが熱量MAX、ラウンジ側は会話や乾杯でまったりと、シーンを選べます。
ドラァグクイーンや年越し催事などイベントの造り込みも好評で、「台北に行かずともクラブ欲が満たせる」との声も。
初台中で間違いのない夜を作りたい人は、まずここから。
【ゲイクラブ】GYM Club 濺聲房・ジムクラブ
GYM Club 濺聲房はここ1~2年で勢いを増したダンス主導のゲイクラブ。
ドラァグクイーン企画やGOGO、季節キャンペーンなどイベント運用が活発で、SNSでも「腹筋割れてると割引」系の遊び心あるプロモをよく見かけます。
客層は20~30代のスポーティ/アスレチックが目立ち、踊ってナンボな夜を作りやすいタイプ。
Castleより小回りが効くぶん、フロアとバーカウンターの往復のテンポが良いのも魅力です。
台中でクラブ的な熱量を求めるなら、Castleと並ぶ双璧として押さえておきたい新定番です。
【ゲイバー】SAO House(原壹樓)(旧1st. Floor Bar)
SAO Houseは、旧称1st Floor Bar(壹樓)として親しまれてきた王道ゲイバー。
住所は中區・台灣大道一段141巷23号で、Facebookの1st Floor Barページや現行のSAO House公式で同所が案内されています。
観光客でも入りやすいカウンター主体のラウンジ空間で、ポップス中心のBGM、フレンドリーなスタッフ、ちょうどよい音量。
最初の一杯に最適で、夜市や散策の合間に差し込みやすいのが強みです。
派手な演出は少なめで、会話・乾杯・軽い合流が主役。
価格帯は200~300NTD前後で使い勝手が良く、はじめて台中のゲイバーに行くという人にも勧めやすい一軒。
混雑日は早めの入店か、SNSで営業情報の確認が安心です。
【ゲイバー】吉野山(Maunto Yoshino)
吉野山(Maunto Yoshino)は、台中駅から至近の大型KTVゲイバー。
住所は中區・中山路60号5Fで、店内のKTV(カラオケ)は歌唱参加OK、J-POPもよく流れます。
若者向けのクラブとは違い、「歌って語る」夜の楽しみ方が中心。
年齢層は30代~の大人寄りで、カラオケ好き・J-POP好きには唯一無二の楽しさがあります。
旅行者にも門戸は開かれており、席に申込み用紙→順番で歌うといった参加動線が分かりやすいのも◎。
ダンスより合唱&乾杯派、地元の空気に混ざりたい派にぴったり。
初台中で「まずはアウェー感なく楽しみたい」という人にも相性が良い、駅近・歌える名物ゲイバーです。
【ゲイバー】bearpapa・熊趴趴
bearpapa(熊趴趴)は、名前の通りGMPD系フレンドリーで、がっしり体型・ワイルド系の常連が集うカジュアルなゲイバー。
熊系イベント/内裤(アンダーウェア)パーティ/暗室解放デーなどちょい大人向けのテーマナイトも展開。
Instagram・Threadsのイベント案内が活発なので、当日のドレスコードや開場時刻はSNSで要確認です。
価格帯は200~300NTD前後が目安で、ショットやボトル割りもタイミング次第でお得。
熊・ガチムチが好き、フェティッシュ寄りの夜を覗いてみたいという人にはまず刺さるはず。
初来店でも店全体がウェルカムな空気で迎えてくれる、台中の個性を体感できる一軒です。
台湾・台中のゲイバー&ゲイクラブ使いこなしメモ(旅行者向け)
- 入口はSNSチェック:住所・フロア・営業日・イベント内容は変動あり。各店のSNSなどを確認してから出発を。Castle・GYMは特にイベント内容で雰囲気が変わります。
- 移動は短距離タクシーが楽:今回の5軒は中區中心で動きやすい導線。はしごがしやすいのが台中の利点。
- KTVかダンスかを決める:歌うなら吉野山、踊るならCastle/GYM、まったりならSAO、GMPD系ならbearpapa。
- 価格はイベント連動:飲み放題や入場パッケージの有無で大きく変わるため、当日の投稿を要確認。


