チェンマイってどんな街?ゲイ目線でざっくり把握
チェンマイは、バンコクから北へ約1時間、山と緑に囲まれた北タイ最大の都市。
城壁に囲まれた旧市街には歴史ある寺院やカフェが並び、その外側にはニマンヘミンのおしゃれエリアやナイトバザールなどが広がる、「古都×リゾート」な雰囲気の街です。
ゲイ的な遊び場は、
- 旧市街〜ナイトバザール周辺
- チャンクラン通り(Chang Klan Rd)沿い
あたりにコンパクトに集まっていて、歩いてハシゴできる距離感が特徴。
バンコクほど派手さや店舗数は多くないものの、そのぶんローカルと旅行者が自然に混ざりやすく、「距離の近い出会い」「静かに濃い夜」が楽しめるのがチェンマイらしさです。
チェンマイでのゲイの出会い方まとめ
チェンマイでの主な出会い方はこの4つ。
- ゲイサウナ
- ゲイバー/クラブ(ゴーゴー含む)
- ゲイマッサージ
- ゲイ向けホテル(サウナ併設)
アプリ(Grindr など)だけで完結させるより、「昼は観光、夜はサウナ→バー→マッサージ」と現地スポットを絡めた方が、結果的に出会いの質も思い出も濃くなります。
チェンマイのゲイサウナ
Club One Seven(クラブ・ワン・セブン)
ゲイホテル併設の王道サウナ
リバーサイドのエリアにある、ゲイ専用ゲストハウス兼サウナ。
ジム、屋外プール(ジャグジー付き)、ドライサウナ、マッサージルーム、大きなハーブスチームルームなど設備が充実していて、北タイでも最大級クラスのゲイサウナとして紹介されています。
雰囲気・客層
- 欧米系の長期滞在者+タイ人ローカルが多め
- 20〜50代くらいまで幅広い
- いかにもジム通いな体つきの人もいれば、普通体型の人もいてバランス良し
サウナの使い方のコツ
- 夕方〜夜(19:00〜23:00頃)が一番人が増えやすい時間帯
- 月に数回、仮面パーティなどのイベントデーがあり、その日はローカルも旅行者も一気に集まりやすい
- 宿泊者以外のビジター利用も可能なので、「今夜だけサウナ利用」という使い方もアリ
「チェンマイに1軒だけサウナを絞るなら、まずここ」というような、
基準になるサウナ兼ホテルだと思っておくと、旅のプランが組みやすいです。
Kaikan CNX(カイカン・シーエヌエックス)
ローカル率高めのゲイサウナ
ウォーライ通り沿いにあるゲイサウナ。
大きなジャグジー、広めのスチームルーム、小さめのサウナがあり、営業はおおむね13:00〜24:00 と案内されています。
雰囲気・特徴
- ローカル比率が高く、観光客はやや少なめ
- 設備は「かなり素朴」「広いわりに殺風景」というレビューもあり、人によって好みが分かれる印象
- 週末の夕方〜夜に、中〜多めの入りといったクチコミが多い
Club One Seven と比べるとリゾート感は弱いですが、「観光客だらけはちょっと…」という人がローカル空気を感じに行く場所として使えます。
チェンマイのゲイホテル
Club One Seven(クラブ・ワン・セブン)
サウナだけでなく、ゲイ専用ゲストハウスとしても有名。
ドミトリーから個室まであり、プール・ジム・サウナ・カフェを含めた施設全体がひとつの“ゲイリゾート”になっています。
ここに泊まるメリット
- 宿泊中ずっとサウナ・プールにアクセスできる
- 同じホテル内でゲイ同士の交流が生まれやすい
- 1人旅でも孤立しにくい
「チェンマイでゲイ中心旅をしたい」「夜遅くまでサウナで遊びたい」という人は、拠点をここにしてしまうのもアリです。
チェンマイのゲイマッサージ
AQUA CNX by Hisclub(アクア・シーエヌエックス)
Hisclub系列として紹介されることの多い、男性専用・ゲイ向けマッサージ店。
公式案内では、昼12時〜14時は予約のみ、14時以降はウォークインOK、閉店はだいたい22時頃、その後は深夜0時まで予約対応というスタイルになっています。
特徴・雰囲気
- 男性スタッフのみ在籍のゲイマッサージ
- 20〜30代のローカル若手が多い印象
- 店内は清潔感があり、料金にはベースのチップ込みのプランも案内されている
「いきなりディープな発展場は緊張するけど、落ち着いてイケメンに癒されたい」という人に向いているタイプのお店です。
Common Massage(コモン・マッサージ)
Common Massage & Spa は、チェンマイの中でも歴史が長く「男性・ゲイ向けマッサージハウス」としてよく名前が挙がる有名店。
公式サイトでは、
- 「Popular Male-Gay Massage House」
- 「Desire & Delight(欲望と喜び)を提供する」
といったキャッチで、自らゲイ向けを打ち出しています。
注意点も含めた実情
一方で、日本語の口コミでは、料金設定が高め・チップが事前に決められている・写真と違うスタッフが出てきた…といったネガティブな声もあり、評価はかなり割れています。
どういう人向けか
- 老舗感・安定感がある店を試したい人
- 料金やチップを事前に把握した上で利用できる人
には悪くないですが、「コスパ重視」なら、AQUA CNXと比較しつつ選ぶと安心です。
チェンマイのゴーゴーバー
Adam’s Apple Club(アダムズ・アップル・クラブ)
チェンマイのゲイナイトを語る上で外せない、伝説的なゲイショークラブ。
30年近い歴史があり、「チェンマイのアイコニックなゲイゴーゴー」として現地メディアにも特集されています。
リニューアルされた店内は、
- しっかりした音響&ライティング
- ビデオウォール
- アジア系ダンサーが多数在籍
と、小箱だけどショーのクオリティが高い空間になっていて、毎晩10時頃からショーがスタート。
ここでの楽しみ方
- ショー開始の少し前に入って、席を確保
- ドリンクを1〜2杯頼みつつ、ダンサーやドラァグクイーンのショーを楽しむ
- 気に入ったダンサーがいれば、チップで応援
バンコクの大箱よりも距離が近く、目の前でショーを浴びる感覚を味わいたい人におすすめです。
New Circle Club(旧 Circle Pub)
New Circle Club Chiangmai は、以前は Circle Pub として知られていたゲイホストバー。
現在は毎日 20:00〜1:00 頃まで営業し、夜に2回ほどショーを行うホスト系バーとして紹介されています。
雰囲気・客層
- 若めのローカルスタッフが多い
- クラブほど騒がしくはないが、ミュージックとショーでしっかり夜遊び感が出る
- 旅行者も入りやすい、わかりやすいゲイナイトスポット
「Adam’s Apple でショーを見てから、New Circle Club でホスト系の雰囲気を楽しむ」というハシゴもアリです。
チェンマイのゲイバー
Connections Bar Chiang Mai(コネクションズ・バー)
ナイトバザール内のソイ6、Le Méridien ホテル向かいの角にある人気ゲイバー。
セミオープンエアの造りで、テーブル席がゆったり配置されており、「チェンマイでまず行くならここ」と言われることも多い、定番の社交バーです。
- ノンスモーキングを打ち出していて、煙が苦手な人にも居心地が良い
- ドリンクは標準〜少し安めの価格帯
- スタッフがフレンドリーで、ひとり旅でも入りやすい雰囲気
「まずは様子見で一杯」するのにちょうどいいバーです。
Chiang Mai 19 Bar(チェンマイ・ナインティーン・バー)
ナイトバザール裏手にある、こぢんまりしたゲイバー。
屋内と屋外席があり、ほどよく風通しのいい空間で、カクテルやビール、BBQなどの軽食を手頃な価格で楽しめるのが特徴。
- 多国籍でインクルーシブな客層
- 「No pressure, fair prices, lovely atmosphere」といった評価もあり、のんびり飲みながら人間観察するのに向いたバーです。
Connections Bar とセットでハシゴしやすい立地なのもポイント。
Pims Bar(ピムズ・バー)
ナイトバザール近くに位置する、小さめの LGBTQ+ フレンドリーバー。
ローカル客と旅行者が混ざるゆるい雰囲気で、「ドリンク中心・気軽に立ち寄れるバー」として紹介されています。
- 価格はわりと良心的というレビューが多い
- 少人数で軽く飲みたい時、ナイトバザール帰りに1杯だけ寄りたい時にちょうどいい感じ
「THE ゲイバー!」というより、ゲイフレンドリーな小さな飲み屋というイメージで捉えるとしっくり来ます。
1日のモデルコース例(夜だけバージョン)
18:00〜19:00
ナイトバザールを散策しつつ、屋台で軽く腹ごしらえ。
19:00〜21:00
Club One Seven のサウナで軽く汗を流す(宿泊していればそのままプール&スチーム)
21:00〜23:00
- Connections Bar Chiang Mai で1〜2杯
- 気分が乗ってきたら、Chiang Mai 19 Bar か Pims Bar へハシゴ
23:00〜深夜
- Adam’s Apple Club でショー観賞
- 余力があれば New Circle Club で2軒目ショー or まったり飲み
…といった流れにしておくと、「観光もして、ゲイナイトも一通り体験した」という満足感の高い1日になります。


