プーケットでのゲイの遊び方
タイ・プーケットは、アンダマン海に浮かぶリゾートアイランドで、世界中から観光客が集まる南国ビーチの代表格です。
なかでもパトンエリアは、ビーチ・ショッピング・ナイトライフがギュッと集まった中心地で、昼はパトンビーチで海とサンセット、夜はバングラ通りや路地裏のバーで人とネオンがあふれるザ・プーケットな時間が流れます。
そんなパトンの一角にあるのが、ゲイ向けのバーやクラブ、マッサージ、ホテルが集まる小さなエリア「パラダイスコンプレックス」。
ロイヤルパラダイスホテルのふもとに広がる路地で、夜になるとテラス席やステージが一斉に明かりを灯し、ドラァグショーやクラブサウンド、カラオケが入り混じるプーケットのゲイストリートとして知られています。
ここだけで数軒のゲイバー・クラブ・マッサージが並び、歩いてハシゴできるコンパクトさも魅力です。
ゲイ的な遊び方の軸はシンプルで、
昼はパトンビーチ → 夕方以降はパラダイスコンプレックス周辺でバー・クラブ・マッサージ → 深夜はゲイホテルやサウナでクールダウン
という流れが定番。
バンコクのような巨大ゲイタウンほどの規模はありませんが、そのぶん南国リゾート感と距離の近いローカル&旅行者の交流”が共存していて、「海リゾートもゲイナイトも両方楽しみたい」日本人ゲイ旅行者と非常に相性のいい街になっています。
プーケット・パトンのゲイエリア基本情報
プーケットでゲイ向けスポットが集中しているのは、ほぼパトン一択です。なかでも:
Paradise Complex(パラダイスコンプレックス)
- ロイヤルパラダイスホテル前の小さな歩行者エリア
- ゲイバー、クラブ、カラオケ、マッサージなどが密集
- 夜10時頃から人と音が増え、深夜2時頃まで営業する店が多い
ほとんどのゲイバー/クラブ/ゲイ向けマッサージはこの一帯にあり、「とりあえず夜はパラダイスコンプレックスへ行けばOK」というイメージで大丈夫です。
プーケットのゲイサウナ
Aquarius Sauna(アクエリアス・サウナ)
Aquarius Sauna は、ゲイ専用ホテル「Aquarius Guesthouse」に併設されたメンズオンリーのサウナ施設です。
公式サイトでも「Patong’s unique men only sauna」「the only men only guesthouse in Patong」とうたっており、パトンにおけるゲイサウナ文化の中心的存在になっています。
設備・雰囲気のイメージ
- サウナ・スチームルーム・ジャグジー・フィットネス・ルーフトップテラスなどが一体になった小規模ゲイリゾート
- 36室のゲストルームと同じ建物内にあり、宿泊者はサウナも利用しやすい動線
- パラダイスコンプレックスからすぐ、パトンビーチやバングラロードへも徒歩圏内
ローカル情報では、日中は静かめで、夕方〜夜にかけてゲストハウス宿泊者・ローカル・旅行者が少しずつ集まる印象。
「ビーチや街歩きで疲れた体を軽く整えてから、夜のパラダイスコンプレックスに出る」という使い方がしやすいサウナです。
プーケットのゲイホテル
Aquarius Guesthouse(アクエリアス・ゲストハウス)
Aquarius Guesthouse は、パトンでは珍しいメンズオンリーのゲイゲストハウス。
先ほどのサウナを併設しているのが最大の特徴で、「泊まる場所=出会いとリラックスの拠点」になるタイプの宿です。
立地・設備のポイント
- パトンビーチ、ジャンクセイロン、バングラロードまで徒歩5分圏内
- 客室はスタンダード〜ジャグジースイートまであり、屋上テラスや小さなプールも利用可能
- 館内にはカフェバー「Lounge 69」、サウナ、フィットネスなどがまとまっていて、「チェックインしたらゲイの世界の中で完結できる」感覚の作り
一人旅で「ゲイホテルに泊まりたい」「滞在中に友達もつくりたい」という人には、立地・機能ともに使いやすいホテルです。
プーケットのゲイマッサージ
Blue Dolphin Men’s Massage(ブルードルフィン・メンズマッサージ)
Blue Dolphin Men’s Massage は、パトンビーチにあるゲイオーナーの男性専用マッサージパーラー。
2000年のオープン以来、男性客向けに特化したマッサージとスパサービスを提供していると案内されています。
基本情報のイメージ
- 場所:パトン中心部、RAT-U-THIT 200 Pee Road 沿い(パラダイスコンプレックスにも近いエリア)
- 営業時間:おおむね 14:00〜23:30 頃(要最新確認)
- 内容:オイルマッサージ、アロマ、4ハンズなど男性向けメニューを提供
「清潔な個室」「セラピストはフレンドリーだが技術に差がある」「4ハンズは楽しいが息が合わないペアもいる」など、ポジ/ネガ両方の声が見られます。
使い方のコツ
- 初回は60〜90分のシンプルなオイルコースから試す
- 気になること(強さ・触れてほしくない部位など)は最初にハッキリ伝える
- 深夜帯は混雑することもあるので、早めの時間か、事前予約が安心
「しっかりマッサージで癒されつつ、男性専用の空気感も楽しみたい」という人向けの王道ゲイマッサージです。
プーケットのゲイクラブ
Zag Club(ザグクラブ)
Zag Club は、パラダイスコンプレックス内にある、プーケットを代表するゲイクラブで、本格的なドラァグショーとクラブサウンドが楽しめる店として有名です。
ここでの楽しみ方
- 22:30 頃と 23:30 頃に屋外ショータイムがあり、ドラァグクイーンのショーやダンサーのパフォーマンスが行われる
- 店内はクラブ仕様で、音楽・照明・ステージが一体になったザ・ゲイクラブな空間
- パラダイスコンプレックスの他のバーで軽く飲んだあと、「最後にZagでしっかり踊って締める」という流れが定番
ドリンクはやや高めというレビューもありますが、その分ショーや雰囲気代込みと考えると納得感はある価格帯です。
プーケットのゲイバー
I Bar(アイ・バー)
I Bar は、パラダイスコンプレックス内にある比較的新しいゲイバーで、屋外席とカクテルが売りのカジュアルバー。
「アウトドアシーティングがあり、他のゲイバーに囲まれているので、プーケットのクィアナイトライフを探索する起点にぴったり」と紹介されています。
- 屋外テラス席で人の流れを眺めながら一杯
- ひとり旅でも周囲と目が合いやすく、声をかけたりかけられたりしやすい
- Zag Clubへ移動する前のウォームアップに最適
「とりあえずどこに入るか迷ったら I Bar」という感覚で覚えておくと便利なバーです。
OK Karaoke(オーケー・カラオケ)
OK Karaoke は、パラダイスコンプレックス内にあるゲイ向けカラオケ&ビアバー。
「毎日 20:30〜2:30 頃まで営業」「カラオケ、音楽、バー利用がメイン」で、外国サイトでも「アジア系ゲイやローカルが歌で盛り上がるフレンドリーなバー」と紹介されています。
特徴・雰囲気
- カラオケ中心なので、クラブほどの爆音ではなく、会話もしやすい
- アジア系ゲイ/ローカル+旅行者のミックスで、初めてでも入りやすい空気感
- 歌う → 飲む → ちょっと仲良くなる…という、ライトな出会いに向いたバー
Zag Club のようなガチクラブより、「少し落ち着いたところで歌って飲みたい」「友達とワイワイしたい」夜にぴったりの場所です。
プーケットのゲイビーチ
Patong Beach(パトンビーチ)
パトンビーチ自体はゲイ専用ビーチではありませんが、パトン=島のゲイナイトの拠点であり、昼の過ごし方として外せない場所です。
- 昼:一般客と混じってビーチチェアでのんびり、マリンアクティビティ、屋台メシ
- 夕方:サンセットを見ながらビール or ココナッツジュース
- 夜:シャワー&着替え → パラダイスコンプレックスへ
近年はビーチそのものが露骨にゲイ一色というわけではなく、「昼は完全に普通のリゾート客として、夜にゲイモードをONにする」というスイッチの切り替えがしやすいのがパトンのスタイルです。
夜のモデルコース(パトン泊想定)
18:00〜19:00
パトンビーチでサンセット → ホテルでシャワー&休憩
20:00〜21:30
- Aquarius Sauna で軽く整える
または - Blue Dolphin Men’s Massage でオイルマッサージ
21:30〜23:00
- I Bar のテラス席で1〜2杯
- 気が合う人がいれば、そのまま会話&連れ立って移動
23:00〜深夜
- OK Karaoke で歌って飲む
- もっと盛り上がりたければ Zag Club でドラァグショー&クラブタイム
…という流れにしておくと、「ビーチも楽しんで、ゲイナイトも一通り体験できた」という満足度の高い一晩になります。


